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ルール0ってどうやるの?

8 時間前
読了時間: 4分

重要だよと言われつつも、どこにも手順や内容が載らない謎の儀式、ルール0(ゼロ)。

具体的にどういう話を盛り込んだら良いルール0になるのか、順を追って解説しましょう。



そもそもルール0とは?

まずここでつまづいた人のためにさらっと解説。

ルール0とはブラケットを選択して、テーブルについた後に発生する会話のこと。

「どういうゲームをしたいのかを擦り合わせる時間」…という説明をされるが、ぶっちゃけよくわからんだろう。

私が言い換えよう。

「懸念点をゲーム前に出しておいて、大丈夫かどうか聞く時間」だ。


ブラケットに合ったデッキを出すのは当然だが、このルール0をしていないと妙な噛み合いをしてゲームが正常に進まなくなる場合がある。

例えば身動きが取れなくなる人が出たり、相手に恩恵を与えすぎて早期に脱落者を出してしまったりする。

それを避けるためにルール0が必要なんだ。



導入の仕方は?

さて、次はどう切り出すかだが、残念ながら日本ではこのルール0、やりましょうと言われている割に行われていない。

なんでだよという話なんだが、これは想像がついている。

大半の人が具体的なやり方を知らないのだ。

というわけでこの記事を読んだ君が牽引してほしい。


まず切り出し方。

大半の人は単体でルール0をやりましょうと言われても、何を話せばいいのかわからない。

オススメは統率者の紹介と抱き合わせでルール0をすることだ。

例えばだが、「チームのリーダー、キャプテン・アメリカ」を紹介したなら、その後に「構築済みそのままで初心者です」だとか、「大改造してから初めて使うんです」だとか、プレイヤーや中身に関する情報を付け加えてやると自然なルール0になる。


「情報を出したら弱点晒すだけじゃないか」と思った人もいるかもしれないが、カジュアルコマンダーはそういうゲームの場ではない。

相手の時間を1〜2時間借りるのだから、なるべく事前に良いゲームのための補足をしておかなければならないのだ。



どういう会話がされているの?

さて、1番気になっているであろうここだ。

では例を挙げながら解説していこう。


プレイヤーの練度を伝える

まずよく意識せず行われているのがプレイヤーの練度だ。

会話の例としては「最近MTGを始めた」や「しばらくやってなかったけど復帰した」など。

これを聞いた経験者は接待しろという訳じゃ無いぞ。

相手がカードやルールに対する理解度が高くないと宣言しているので、相談相手をしたり、丁寧な説明を心がけてあげてほしい。


デッキの安定度を伝える

次はデッキの安定度だ。

会話の例は「このデッキは組んだばかりなので、強力すぎたらすみません」や「ブン回ったらいつも魔王化してます」など。

これはどちらかというと疑われないための言葉だ。

これを言わないままブン回って圧倒すると「場に不相応なデッキを持ち込んでいるのでは」という誤解の種になるので、なんなら「俺は強いぞ」まで宣言するのもアリだ。


ブラケット不相応の内容を伝える

これは何かというと、訳あってそのブラケットに不相応の動きをする場合だ。

例を挙げるとわかりやすいが、「このデッキはゲームチェンジャーが入っているけど、構築済みそのままです」や「どうしても使いたいカードがあるので、サーチが多数入ってます」など。

これはブラケット2ならあまり推奨されていない事だが、一概にゲームを壊すものではないので、事前に伝えておこう。

恐らく大抵の人はサーチした先を見たがるだろう。


完封の懸念を伝える

最後に相手が身動きを取れなくなる懸念があるものだ。

イメージがつかないかもしれないが、例えばぶらにべーす内のデッキにシャドリクス・シルバークイルがある。

これは相手の場に出す墨獣を効率的に除去するために-1/-1修整を与えるパーマネントを多数入れている。


さぁ、これを黙って出した時に起こることがある。

トークン戦略やタフネス1の統率者を封殺してしまうのだ。

これでは最初から最後まで普通に遊べず、1〜2時間席に座っているだけの人を出してしまう。

カジュアルのゲームとしては最悪だ。


だからこそ、戦法を開示して「全員普通に対戦できますよね?」とルール0を行うこともデッキによっては必要となる。



予期せぬ不幸を無くすために

イメージはついただろうか。

ゲームの流れの中で割りを食ってしまったのであれば仕方ないが、話し合うことで事前に回避できる不幸もある。


面倒なゲームだなと思ったそこのアナタ。

黙って事故る方がよっぽど面倒な事になることはどうか心に留めておいてほしい。


そして最初はぎこちなくても、ルール0を根付かせてほしい。

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